外来手術(腫瘍切除など)

外来手術

ホクロ・腫瘍除去

皮膚腫瘍には、良性と悪性があり、それが良性なのか悪性なのか、はたまたどのような腫瘍なのかご自分では判断が難しいです。ご心配なことはお早めにご相談ください。
殆どの腫瘍は良性ですが、アテローム(粉瘤)のように炎症を繰り返して大きくなるタイプの良性腫瘍は早めの治療をお勧めいたします。

例えばホクロも皮膚腫瘍の一種です。ホクロの殆どが良性で、ホクロの形や色素だけを取るレーザー治療は、治療後がキレイに仕上がりますが、ホクロの大きさや、形、場所により治療の第一選択肢は異なります。

また、ホクロもごく稀に悪性化するものがあります。治療前にある程度判断し、場合によっては手術をお勧めする事もあります。この場合には全て病理検査をいたします。

悪性の場合は、腫瘍より大きな範囲の皮膚の切除手術が必要になりますので単純切除だけでなく周囲の皮膚を移動してきたり(局所皮弁)皮膚移植を行う場合もあります。
当院では局所麻酔の手術のみ対応しておりますので、腫瘍の程度によっては、的確に診断した後必要と判断した場合には大学病院をご紹介いたします。
皮膚腫瘍は、診断や処置・手術方法が的確にできなければ、それからの予後に大きく響きます。日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医である私に、お任せください。
当院では、積極的に外来手術を行っております。外来も含めすべて予約制で行っているのは、手術枠は全日空枠を利用できるからです。

【主な治療方法】

・主に保険適応 形成外科手術

保険適用の場合

詳細情報
治療費用の目安 主に保険診療と成ります
治療時間 30分間程度から(内容により異なります)
治療時の痛み等 手術で切開、剥離する部位に、極細の針で注射する、局所麻酔をします。注射の痛みはありますが、注射で麻酔が効いたところから広げて注射していきますので、注射をしても徐々に痛みを感じなくなります。
手術中は、痛くありませんので、ご安心してお休みください。
治療後の処置、期間や一般的経過と通院目安 手術後は、テープに依る圧迫固定や紡錘テープ保護、ガーゼにてしっかり圧迫する場合等個人差があります。3日後に再診消毒します。
術後1週間で、抜糸の再診をします。抜糸後は、切開部分だけに肌色のテープを貼ります。洗顔して自然に剥がれるまでそのままにして、剥がれたら軟膏処置になります。また、日焼け止めなどの紫外線対策も必要になります。病理検査を行った場合には2週間程度で結果を御説明し確定診断と成ります。
術後切開部位だけに肌色のテープを貼ります。テープは肌になじみますので目立ちません。テープを貼る目的は、切開部位の安静を保ち、紫外線の予防を行い将来的に切開創が目立たなくするためです。
切開創は、1ヶ月から2か月がピークで硬くなり、その後徐々に柔らかくなり馴染んでいきます。この術後1ヶ月から2か月の間に安静が保てないと、切開創が盛り上がったり、長い間硬くなったりします。テープの貼っている期間は、切開創の硬さで医師が指示をしますので、個々で違います。おおよそ1ヶ月から4ヶ月テープが必要になります。
再診は、2週間後、1か月後、3ヶ月後、6か月後、1年後経過観察します。
シャワー/入浴/洗顔/お化粧など日常生活の注意 入浴、洗顔、メイクは当日から可能です。ただし、手術をした患部は濡らせませんので、濡れないよう気を付けながら行ってください。
また、温まることで内出血のリスクが高くなりますので、熱い湯船に浸かったり、サウナや運動で身体が温まることを避けていただきます。
また、痛みや内出血、腫れのリスクが出ないためにも、患部や患部周囲を冷却することをお薦めします。濡れないよう保冷剤などをご利用ください。
考えられる副反応・リスク 内出血 出血 赤み 腫れ 疼痛 追加拡大切除
感染 肥厚性瘢痕(ケロイド) 血腫 皮膚壊死
ダウンタイム 数週間~数か月程度
注意、特記事項など ※手術には、適応、不適応がありますので、ご希望の手術ができない場合があります。
禁忌 ・医師が施術不可能と判断した方
診療時間/曜日
11:00~13:30
15:00~20:00

※土曜日と祝祭日の診療時間は
10:00~13:30/15:00~19:00
※最終受付は終了時間の30分前

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