フォトIPL Y 波長 525nm~1200nm と比較的広い波長域をまんべんなく持ち、照射パルス幅20~40msで使用します。治療理論としては、肌に含まれるメラニン量と毛のメラニン量の違い(差)を利用し、肌に少し、毛に多く吸収させる事により、肌のダメージを最小限にし、毛を熱源として毛根全体に熱ダメージを与えて、脱毛効果を狙います。脱毛したばかりの毛根には熱源となる毛がありませんので、熱変性が免れてしまいます。そこで、毛周期は夫々の毛根により異なりますので、周期をずらし複数回の治療が必要と成ります。色白肌で黒くて目立つ毛の部位が吸収よく早く効果が出ます。ヒゲの場合は、毛根同士が近いのでエネルギー量があがると隣接する熱変性同士が面と成ってしまい副反応の心配が増しますので、エネルギー量を抑えて治療しますので、回数がかかります。
治療の詳細 治療費用の目安 ハンドピースY 1ショット(16㎜×46㎜の長方形)¥1,100~¥3,300 全顔¥16,500/回 両わき¥5,500/回 男性ひげ(鼻の下からあご、フェイスライン)¥22,000/回 治療時間 全顔30分程度 治療時の痛み等 レーザー機器(当院比)より治療時の痛みは少なく、熱感が軽度あります。照射後はヒリヒリとした日に焼けたような痛みがありますが数分から2時間以内で落ち着いてきます。これらの症状は冷却するとこで軽減します。 治療後の処置、期間や一般的経過と通院目安 照射後、皮膚の赤みが出る場合があり、数時間から数日で消失します。照射された毛は、太く柔らかく変性し、1週間から1ヶ月かけて脱落します。 稀に、シミや雀卵斑(そばかす)などの表在性色素が反応してこげ茶色に変性します。そのこげ茶色の表皮は無理に剥がさず自然に取れるのをお待ちください。1週間から2週間かけて脱落します。 通院目安は個人差や部位によっての違いがあります。部位ごとに毛周期が異なる為ですが、一般的な目安としては、4~8週に1回の追加治療をします。治療回数に伴い、減耗から脱毛に成ります。 シャワー/入浴/洗顔/お化粧など日常生活の注意 入浴、洗顔、メイクは当日から可能です。日常生活に制限はありませんが、医師から指示された期間のテープ固定が大切です。肌色のテープであまり目立ちません。テープを取り替える事はせずに貼りっぱなしの状態で、無理に剝がさないようご注意ください。 自然に剥がれた場合は、ご自分で再テープ固定をして頂きます。 考えられる副反応・リスク 赤み 色素沈着 腫れ 軽度熱傷 かゆみ ダウンタイム 数日~数週間程度 注意、特記事項など ※照射範囲により料金が変わります。 ※麻酔は別途費用がかかります。 ※効果には個人差がございます。 禁忌 ・ 光感受性が強い場合および、光感受性を増強させる薬剤を服用している方 ・その他医師が施術不可能と判断した方