フェイスリフト

フェイスリフト

老化は、皮膚や付属する表情筋の張りが失われゆるみが生じ、重力が作用し垂れやシワが目立ってきます。そいて、薄くなります。
薄くなってしまった皮膚を多少厚く見せる事はできても良好な改善法はありません。
たるみやシワを一時的に改善するには、電磁波や糸に依るつり上げが一般的に行われておりますが、継続性が少なく表情の動きには対応できません。
 顔面は上(前額)、中(頬)、下(フェイスライン)と分けられますが、主に中と下顔面がたるみ、重力の作用で垂れと成ります。
そこで、最終手段としてSMASという皮下の筋膜を利用して引き上げ引っ張る手術が行われます。切開創は目立たない耳前部を利用し、皮下のSMASでフェイスライン方向には引き上げ(たくし上げ)頬部はホウレイ線の垂直方向に斜めに引き上げます。SMASは引き上げたり引っ張る方向にあわせ何カ所も縫い寄せて行きます。最後に余剰皮膚を傷に負担がかからない程度に切除します。皮膚の傷には負担をかけないようにする事も、目立たない傷を完成する上で大切です。
再度気になれば、追加手術も可能です。
以前はSMAS周囲を大きく剝離し、これを耳の後部に固定しておりましたので、剝離範囲が広いため管を継続していれたり、しっかりした圧迫が必要で、顔面神経にも特に留意しなければ成らず、長時間かかり追加再手術も難しかったです。現在行っているSMASたくし込み法は剝離範囲が少なく、これらのリスクが非常に軽減しましたので、確かな結果を求める方にはおすすめの治療です。
 
上顔面のタルミは、シワとして表現され、その多くの原因は眼瞼に起因する事が多いので、この部位は眼瞼のシワトリを行う事で改善する事が多いです。
 

詳細情報
治療費用の目安 ●フェイスリフト(頬のたるみ、ほうれい線、マリオネットライン、フェイスラインの下垂)¥1,100,000~¥1,320,000
●ミニフェイスリフト(頬のたるみ、ほうれい線、マリオネットライン、フェイスラインの下垂の部分的な調整)¥770,000~¥880,000
治療時間 4時間程度
治療時の痛み等 止血効果の入ったキシロカイン麻酔を手術部位に注射する局所麻酔になります。局所麻酔の注射の際の痛みはありますが、手術中は痛くありませんので、ゆっくりお休みできます。
治療後の処置、期間や一般的経過と通院目安 術後は、当日から2~3日鈍痛がある場合があります。処方された痛み止めのお薬で軽減できます。
患部は、ガーゼとテープで圧迫固定をします。その上から、フェイスラインを固定バンドで圧迫します。医師から指示された期間は辛くない程度で固定バンドをなるべく装着し、患部の固定を図ります。
おおよそ3日間の固定は必要になりますので、術後3日後に消毒の為に再診をし、圧迫固定を外す、あるいは軽くし、肌色のテープの固定になります。髪の毛の長い方であれば患部は隠れますので、周りに気付かれることはありません。
術後1週間後、再診をし抜糸します。切開した部分の安静の為に肌色の細いテープを貼ります。テープはよく見ても気づかれないほどです。
抜糸から2週間後に再診し、切開部位が目立たなくなっていれば軟膏処置だけになります。テープ貼用の期間は切開部位の修復によって異なります。
診察は、1か月後、3ヶ月後と間を開けていき、術後1年ぐらいは経過観察の診察をお薦めします。
シャワー/入浴/洗顔/お化粧など日常生活の注意 入浴、洗顔、メイクは患部以外、当日から可能です。ただし、温まることで内出血のリスクが高くなりますので、熱い湯船に浸かったり、サウナや運動で身体が温まることを避けていただきます。
また、痛みや内出血、腫れのリスクが出ないためにも、患部や患部周囲を冷却することをお薦めします。濡れないよう保冷剤などをご利用ください。
術後、フェイスラインを固定バンドで圧迫します。医師から指示された期間は辛くない程度で固定バンドをなるべく装着します。おおよそ3日間です。
その後も固定バンドをすることは、手術後の効果にプラスとなりますのでお勧めします。
考えられる副反応・リスク 内出血 出血 赤み 腫れ 疼痛
感染 肥厚性瘢痕(ケロイド) 血腫 皮膚壊死 顔面神経麻痺
ダウンタイム 数週間~1ヶ月程度
注意、特記事項など ※フェイスリフトで改善可能な範囲やアップの限度がございます。
禁忌 ・以前にフェイスリフトの手術をして、引き寄せるSMAS(筋膜)がなくなっている場合
・医師が施術不可能と判断した方
診療時間/曜日
11:00~13:30
15:00~20:00

※土曜日と祝祭日の診療時間は
10:00~13:30/15:00~19:00
※最終受付は終了時間の30分前

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