イレズミ・アートメイク除去
イレズミやアートメイクは、人工的に色素を皮膚に入れものですから、社会的にも不利な事が多い為に除去をお考えになる事は良い事だと思います。
そして、除去するならできるだけキレイにとり切りたい物です。昔は手術的な治療(切除や植皮術など)だけでしたが、現在は選択的にできるだけ色素だけを除去するレーザー治療が主流と成っております。
入れた色の種類や、入っている皮膚の深さによってレーザーの種類や、レーザー波長の設定を変えて適切なレーザー光で治療いたします。
アートメイクは、比較的皮膚の浅い部位に色素を入れてあるので、レーザー光が届きやすい為に少ない治療回数でキレイに取れます。
それに対して、イレズミは部位や色の種類、入れた方の技量により、とりきるまでの治療回数は増加します。
黒いスジ彫りやボカシは吸収が良く比較的早くとれます。
イレズミの治療の場合、途中でこれ以上の色はとれないと言われるクリニックが多いようですが、それでは治療した意味がありません。 また、ケロイドに成る等専門の技術や知識,経験を持っていないクリニックでの説明を鵜呑みにしないで下さい。
適切な治療をする事により、イレズミのレーザー治療は回数がかかりますが、数種類のレーザーを組み合わせて最適なレーザーと設定で治療をすれば、 レーザーはとても治療後の仕上がりをキレイにする最良の治療方法です。
また、お急ぎの場合は、皮膚に余裕があれば手術で切除する方法もあります。
形成外科手術なので、もちろん傷跡は目立ちにくくなります。
詳細はイレズミ治療の専門ページをご参照ください。
【主な治療方法】
・QスイッチRubyレーザー
・QスイッチYAGレーザー
・形成外科手術
治療費等のご説明
イレズミやアートメイクの治療は保険適用外(自費治療)になります。
治療費用の目安 | イレズミ 1×1cm¥10,000 10×10cm¥50,000 アートメイク 片側 ¥20,000〜¥30,000(一回)アイライン 片側 ¥30,000〜¥40,000(一回)麻酔を含む |
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治療時間 | 5-30分程度ですが大きさに依ります。 |
治療時の痛み等 | イレズミ・アートメイク除去治療の場合は、主にQーヤグレーザーを用います。2波長を色により使い分けますし、重ねて照射する場合もあります。補助的にQ−ルビーレーザーを使用する場合もあります。夫々、痛みに特徴はありますが時輪ゴムでパチンとはじかれた様な痛みが断続的にあります。照射部位が大きい場合やアートメイクは、貼る麻酔か塗る麻酔、局所麻酔ののち照射を行います。小範囲のイレズミは冷却のみで治療を行う事もあります。治療後の痛みはヒリヒリと強い日焼けの様な痛みで1時間半から2時間程度で治まります。 |
治療後の処置、期間や一般的経過と通院目安 | イレズミ・アートメイクについては墨を入れた深さや色の種類で回数が異なってきます。数回の治療で改善するアートメイクを除き、多色のタトゥーの場合は20回以上、黒色で10回は照射治療が必要になることが多いです。治療回数とキレイにとることは裏腹の関係とお考え下さい。治療間隔は、2−4週間です。間隔を空けすぎると正常のメラニンが戻ってしまう為に、レーザー光のロスとなり、その下層のイレズミの色素まで有効なエネルギーの到達が邪魔されます。 |
シャワー/入浴/洗顔/お化粧など日常生活の注意 | 入浴、洗顔、メイク当日から可能です。照射した部位は微細な出血や表皮の剝離が起こる場合が多く(この程度の治療でないと除去できません)、数日間のガーゼ軟膏治療やテープ湿潤療法が必要です。創面は清潔が大切ですので、入浴後シャワー洗浄も行って頂きますが、処置の詳細は、治療後もしっかり指導させて頂きます。アイラインの場合には軟膏処置のみと成ります。ガーゼ処置の目安は5−7日程度です。 テープ処置の場合には上から洗顔やメイクも可能です。テープは肌色で目立たちません。治療後、如何に早く再上皮化する事ができるかが、治療後のキレイさに繋がります。 |
考えられる副反応・リスク | 内出血 赤み かゆみ 色素沈着 腫れ かさぶた 出血 肥厚性瘢痕 睫毛脱毛 眉脱毛 色むら 色素脱出 感染後の陥凹 テクスチャーチェンジ 瘢痕形成 |
ダウンタイム | 1-3週間程度 |
注意、特記事項など
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※照射範囲により料金が変わります。 ※麻酔は別途費用がかかります。 ※効果には個人差がございます。 |
禁忌 | ・ 光感受性が強い場合および、光感受性を増強させる薬剤を服用している方 ・その他医師が施術不可能と判断した方これを書き換えてください |