QスイッチRubyレーザー
波長は694nmでメラニンに対して吸収が高く、コラーゲン組織やヘモグロビンには殆ど吸収されません。よって、メラニン色素をターゲットとして選択的吸収による破壊や変成を行い、コラーゲンやヘモグロビン等の正常組織にはダメージを極力与えない、光選択的治療を行います。この性質を利用して、メラニン色素系のシミ・あざ等の治療を行います。
詳細情報
治療費用の目安 | 1ショット(直径3〜7㎜の円形や六角形) ¥3,300
1回 広範囲のシミ、ソバカス治療は 片頬 ¥55,000(定額制) |
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治療時間 | 15分程度 |
治療時の痛み等 | レーザー照射時輪ゴムでパチンとはじかれた様な痛みがあります。照射部位が大きい場合は、治療前に貼る麻酔や塗る麻酔をしますので痛みが軽減できます。 治療後1時間半から2時間程度、強い日焼け後の様なヒリヒリした痛みがあります。 |
治療後の処置、期間や一般的経過と通院目安 | レーザー照射後は、軟膏とテープ固定を1週間~2週間行います。1週間~2週間程度かけてこげ茶色に変性した表皮メラニンが自然に剥がれ落ちるまで、テープ固定が必要になります。その後は保湿軟膏と日焼け止めのケアが必要です。 雀卵斑(そばかす)やシミのように上皮のメラニンは1回で取れるものもありますが、深層に存在するメラニンや再発を繰り返すタイプのアザなどは5~6回以上治療が必要なものもあります。 レーザー治療後は1~2週間後の再受診をおすすめしています。 再受診では改善の程度の確認とともに、赤みや色素沈着が異常ではないかなどをチェックし、その後月に1~2度程度診察をしながらスキンケアーの指導とともに、必要であれば追加でレーザー治療をします。周囲の肌の色に馴染むよう軟膏治療で経過観察をするなど、1~数か月の通院をお奨めしております。再発の多いアザや深層の過剰メラニン疾患などは数回の追加治療を必要とする場合もあります。面積が広ければ分割治療なども計画する等、ご一緒に治療計画を起てる事も大切にしております。 |
シャワー/入浴/洗顔/お化粧など日常生活の注意 | 入浴、洗顔、メイクは当日から可能です。日常生活に制限はありませんが、医師から指示された期間のテープ固定が大切です。肌色のテープであまり目立ちません。テープを取り替える事はせずに貼りっぱなしの状態で、無理に剝がさないようご注意ください。 自然に剥がれた場合は、ご自分で再テープ固定をして頂きます。 |
考えられる副反応・リスク | 内出血 赤み かゆみ 色素沈着 腫れ 色素脱失 色むら |
ダウンタイム | 1週間程度 |
注意、特記事項など | ※照射範囲により料金が変わります。 ※麻酔は別途費用がかかります。 ※効果には個人差がございます。 |
禁忌 | ・眼球の色素治療 ・ 光感受性が強い場合および、光感受性を増強させる薬剤を服用している方 ・その他医師が施術不可能と判断した方 |
適応症
- 保険適用
- 太田母斑
- 異所性蒙古斑
- 外傷性刺青
- 扁平母斑
- 保険適応外
- 老人性色素斑(シミ)
- 脂漏性角化症
- 雀卵斑(そばかす)
- 平らなホクロ
- 色素性母斑
- 青色母斑
- イレズミ(青・黒色調には比較的有効)
- アートメイク
- 真皮メラノサイトーシス
- 両側性遅発性太田母斑様色素斑
●Q-SWルビーレーザー MODEL IB101
承認番号21000BZZ00628000
●Q-SWルビーレーザー MODEL IB103
承認番号22800BZX00203000